私が
もしご主人様がお望みにならないのなら
いつでもＭ性を捨てる覚悟がある、と
申し上げたときのお返事です。

そのときは
本気でそう申し上げました。

今もその覚悟に変わりはありません。

でも、ご主人様のお言葉もその通りでした。

どんなに抑えようとしても
縛られたり叩かれたりすることを求めて
どうしようもないほどに疼いてしまうＭの私が
確かにいるんです。


私は怖いです。

自分の欲望をご主人様に押しつけて
与えていただくだけの関係になってしまうことが。

ご主人様がほんとうは何を望まれて
何を欲していらっしゃるのか
奴隷に堕ちた私では見えなくなってしまうことが。

そしてなにより
いつの日か
ご主人様がご主人様でいることにお疲れになって
私から離れてしまわれることが。


ご主人様が大好きです。
ずっとおそばにいたいです。
私が望むのは、ただそれだけなのに。

どうして私はＭなんでしょうか。

苦しいです。